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MPoDの使い方〜その2

MPoDは、Ver 2.1でユーザーインターフェイスが大幅に変わっています。
なので、本記事はあまり役に立たないと思います。その点をお含み置きください。

MPoDのメインの画面について簡単に…

MPoD

左下のオレンジの枠で囲ったところは、リピート再生とランダム再生のボタンです。このボタンはトグルで、タップする度にオンとオフが切り替わります。
その横の「Edit」はプレイリストの編集ボタンです。

ちなみに、再生が止まっている状態で、停止ボタン「■」をタップすると、プレイリストがクリアされます。

画面右上のCDのジャケット画像をタップすると、ジャケット画像が大きく表示されます。

MPoD

ジャケット画像の部分をタップすると、再生中の曲のビットレートとサンプリング周波数が表示されます。
ハイレゾ音声再生中にこれを表示させると、ビットレートの高さにカンドーします(笑)

丸に囲まれた「i」の部分をタップすると、last.fmに接続して、再生中のアーティストの情報を表示します。

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VortexBoxのWiFi設定

VortexBoxをWiFiで使えるようにしてみました。

我が家のVortexBoxは、富士通のPRIMERGY MX130 S2にインストールしています。
このPCサーバーには、WiFiは付いていません。
そこで、USB接続の無線LAN子機を購入して、それを試してみました。
買ったのは、バッファローのWLI-UC-GNMです。

LinuxでWiFi接続について、あれこれ試してみたんですが、挫折しまくった挙げ句、あまりスマートではない方法でおこないました。
http://info.vortexbox.org/tiki-index.php?page=Wifi
わざわざX-Windowをインストールするなんて、スマートじゃないですよね?(笑)

GNOMEだと、ウインドウ右上にネットワークのアイコンがあるので、そこから設定します。
設定された内容は、/etc/sysconfig/network-scriptsの中に保存されます。
各種設定は、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-[SSID名]に保存されます。
そして、パスワードは、/etc/sysconfig/network-scripts/keys-[SSID名]に保存されます。
が、なんと、パスワードは平文です。大丈夫なんだろうか??
パスワードのファイルは、一応、rootユーザーしか読めないので、パスワードがシッカリ管理されているシステムならば問題無いのでしょうけど…
VortexBoxだけを使うかたがそこまでセキュリティに意識しているかとなると、ちょっと不安です。

何はともあれ、WiFiで繋がるようになりました。

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MPoDの使い方〜その1

MPoDは、Ver 2.1でユーザーインターフェイスが大幅に変わっています。
なので、本記事はあまり役に立たないと思います。その点をお含み置きください。

MPoDは、mpdのリモコンの決定版アプリだと思っていますが、それの使い方を簡単に。。。
まずは、mpdの設定のところから…

再生画面

上は、再生中の画面です。
画面左上の緑で囲ったところ、左側が設定画面、右側がPlayer選択画面へのボタンです。

MPoDでコントロールスmpdの指定を行うには、右側のPlayer選択画面へのボタンを押します。
そうすると、下のような画面が出てきます。

mpd選択

Configured playersは、設定済みのmpdのリストです。
Discovered playersは、MPoDが見つけた未設定のmpdです。
Manualは、手動でmpdを追加する際に使用します。

mpdをdhcpで運用している場合は、mpd側でzeroconf(Avahi)を動かして、mpdの存在をLAN上にアナウンスするしかありません。
mpdを固定IPで運用している場合は、Manualで追加するほうが、MPoDが安定して動く印象があります。

というわけで、Add player manuallyをタップします。
そうすると、以下のような画面が出てくるので、必要な情報を入力します。
なお、この画面は、設定済みのplayerのAdvancedをタップした時にも出てきます。

mpd設定

上から順に、
Name : 識別するための名称です。mpdが一台なら、適当でいいでしょう。
Connection mode : ここはremoteとします。
Refresh local cache : MPoD側にもmpdのデータベースを持つのですが、それを明示的に更新する場合に、ここをタップします。
Update database : mpd側のデータベースを更新する場合にタップします。新しいアルバムを追加したり、楽曲のタグ情報を更新した場合などに使うことになると思いますが、mpd.confでauto_updateをyesにしている場合は、これを触ることはないでしょう。

Server : ここには、mpdのIPアドレスを入れます。zeroconfで認識している場合は、ここにホスト名が入ってきます。
Port : ここはデフォルトのままでOKです。もちろん、mpd.confで設定を変更している場合は、それにあわせます。
Password : 空欄でOKです。
Use local cache : YesのままでOKです。多分、都度、mpd側にデータベースを参照に行くことになると思うので、待ち時間が発生することになると思います。ただ、mpdで管理する楽曲数が莫大になる場合は、NoにしておいたほうがMPoDの動作が安定するかもしれません(勝手な推測です)

Local Cover ArtのURLは、楽曲を管理しているホスト(mpdでもNASでも)上でWebサーバーが動いていて、かつ楽曲が保存されているディレクトリへWeb経由でアクセスできる場合、ここを設定するとアルバムカバーを表示することができます。
Cover Filenameで指定されたファイルが楽曲のファイルと同じディレクトリにあると、その画像がMPoD上に表示されます。

アルバムカバー

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VortexBoxのmpdのバージョン

本日、updateしたら、mpdがアップデートしていました。
バージョンは0.17.1になっていました。

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mediatomb(DLNAサーバー)を複数起動させる〜その2〜

かなり以前、一台のサーバーでmediatombを複数起動させるという記事を書きました。
その後、断続的にあれこれやってたのですが、そこで気付いたことを書いておきます。

DLNAサーバー(mediatomb)とDLNAレンダラーが通信に使用するポートは、config.xmlで指定できます。
が、dlnaサーバーの存在を知らせるためのマルチキャストにはport1900を使用します(多分)。
複数のmediatombを起動させると、port1900を取り合うために、DLNAサーバーの存在を告知するところがうまく行きません。
PlugPlayerなど、メディアサーバーの表示がクルクルと変わっているのがわかります。

そのため、DLNAサーバーの指定は、マニュアル操作で行わなければなりません。
PlugPlayerは、メディアサーバーを手動で追加するのはなんの問題もないのですが、PS AudioのeLyricなどは手動でメディアサーバーを追加すると、アプリがクラッシュしてしまいます。
個人的には、eLyricのユーザーインターフェースは好きなんですが、こればっかりはどうにもなりません。

結論から言うと、mediatombを複数起動させる場合は、同じIPアドレスでportだけ変えるだけでいけるんじゃないかと思います。
ただし、DMC(DLNAのコントローラー)ソフトは、DLNAサーバーを手動で設定して追加できるものが必要ということになると思います。

これらの課題をクリアしても、iPod touchなどのタブレット端末をDMCとして使っていると、端末がスリープした時点で、次の曲が再生されない(DMCからレンダラーへの指示がいかない)という問題が残りますが…
僕がDLNAを使わなくなったのも、このへんに理由があります。
DMCがスリープしたら次の曲の再生が止まる問題や、ギャップレス再生できない問題とかは、そのうち解決されるものと期待していますが。

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VortexBoxのmpd

本日、updateしたら、mpdのパッケージがアップデートされたようです。
バージョンは0.17~gitになっています。

ま、そんだけですが…

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VortexBoxの小ネタ

富士通のPRIMERGY MX130 S2にインストールしたVortexBoxの画面ダンプを…

以下は、Webブラウザーで見たConfigure VortexBox Playerです。

vortexbox

SE90PCIは、ONKYOのサウンドカード(PCIバスタイプ)です。
DACとあるのは、DigiFi付録のUSB DAC付きパワーアンプです。
もちろん、他のUSB-DACでも認識します。

/opt/vortexbox/mpd_config.phpをいじって、これらの出力先をmpdから選択できるようにしていますが、MPoDの画面はこんな感じになります。

MPoD

SE90PCIアナログ、SE90PCI S/PDIF、USB-DACと三つの出力先を指定できるようにしています。

PC本体とサウンドカードで2万円強。1TBのHDDを追加しても3万円ほど。
Oliveが欲しいけど、そこまでお金をかけたくないというかたには良い選択肢かもしれません。
ま、ちょっとファンの音が気になるかもしれませんが…

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mpdって、mp4も再生できるんだ…

今さら気付いたことですが…
mpdって、mp4やmovの音声も再生できるんですね。
当然ですが、mpdと一緒にインストールされる各種CODECがサポートしていれば、mpdで再生できて当然ですが。

確認したのは、mp4、m2t(デジタル放送のストリーミング)、mov(QuickTimeムービー)あたりです。
YouTubeでダウンロードした動画の音声部分のみを再生できるので、DLNAとmpdの両方で再生できるようにしておけば、それなりに便利かも。

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DAC-1000がサンプリングレートを誤認識する問題

以前の記事で、USB接続でmpdからDAC-1000に出力すると、サンプリング周波数を誤認識することを書きました。
この現象は、Ubuntuを12.04にアップデートした今でおも起きています。

先週、サウンドスペース福岡店さんで、mpd(VortexBox2.1)を試す機会を得ました。
接続したDACは、エソテリックのK-05(多分)だったのですが、こちらは、44.1kHz/16bitと192kHz/24bitを混在させても、サンプリング周波数を誤認識するということはありませんでした。

試しに、我が家のDAC-1000をVortexBox2.1に繋いで試してみましたが、やっぱり誤認識しました。
というわけで、DAC-1000でうまくない理由は、おそらくは、mpd側ではなくDAC-1000側の問題ではないかと思われます。
サポート外を承知で、オンキョーさんに問い合わせてみましたが、「Linuxはサポートしてない」で終わってしまいました(笑)
ま、実使用上は我慢できるレベルなんですけど。
次期製品で改善して頂けると嬉しいのですが、メーカーとしても対応切れない部分はあるでしょうね…

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VortexBox:その後気付いた点

VortexBoxを使ってみて気付いた点を…

  • ユーザーは、rootしか作られない
    1. 気持ち悪い場合は、別に作業用のユーザーを作ったほうがいいかもしれません。
      もっとも、WindowsからVortexBoxのボリュームをマウントすると、rootで入りますが…
  • mpd.confは毎回書き換えられる
    1. 前回のエントリーに書いたとおりです。
      mpdの設定を変えるためには、先人方のブログや掲示板にもあるとおり、/opt/vortexbox/mpd_config.phpを編集する必要があります。
      複数の出力先を設定するには、このほかに、サウンドデバイスの出力順序を固定する必要があると思います。
  • インストール時のパーティション設定ができない
    1. インストール時に、有無を言わさず、HDDのパーティションを書き換えます。
      なので、マルチブートさせるには、それなりの知識が必要になると思われます。