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オーディオ

音楽ファイルの管理とディレクトリサービス

http://dela-audio.com
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140221_636260.html

パソコン周辺機器メーカーのバッファローが、超高級NASを発表しました。
超高級といっても、あくまでも家庭用NAS分野でのことで、エンタープライズ用NASとしては並の価格ですが…

発表内容を見てみると、ハードウェアについての記述ばかりで、ソフトウェアについての記述は皆無といえるものでした。
気になっていた商品だけに、ちょっとがっかりです。

CDプレイヤーは、ディスクを1枚ごとに再生するため、機器側ではソフトの管理は不要です。
ソフトを管理するのはユーザーです。
しかし、PCオーディオに/ネットワークプレイヤーでは、数百枚、数千枚のアルバムを管理する必要が出てきます。
アルバム100枚程度なら、アルバムやアーティストがだ〜っと並んでいるだけのフラットな管理でもなんとかなると思いますが、それ以上の枚数になってくると、何らかの分類がなされた管理が必要になってくるでしょう。

こういったことを考えていたときに、ふと思い出したのが、多くの社員を抱えている企業の多くが導入しているであろうディレクトリサービスです。
ネットワークにつながっている各種リソース(ユーザー、サーバー、サーバーボリューム、プリンターなど)を、一元管理するもので、
以前の勤務先では、サーバーがNetWareだったので、NDSを使っていました。NDSは組織の階層にあわせてリソースをアサインしていき、組織単位ユーザー単位でアクセス権を設定できるなど、実にわかりやすいものでした。

何故ディレクトリサービスのことを書いたかというと、CDの管理もこれに似ているのではないかということです。
手持ちのCDを大きなグループに分け、その中でさらに分類していってるのではないでしょうか。
どのように分類していくかのルールは、企業の組織同様に、人それぞれだろうと思います。
僕の場合、CDラックは、大ざっぱにはクラシック、ジャズ、海外のロック・ポップス、日本のポップス・歌謡曲、その他で分類し、その分類の中でさらに分類していました。
CDの分類方法は、どれが良いとかではなく、まさに人それぞれ、自分なりの分類をしているのだと思います。

DLNAを使い始めて、せっせとCDのリッピングを始めた頃、自然と上記のような分類をしようと試みました。
が、うまい方法が見つけられず、また、ギャップレス再生に問題からDLNAは使わなくなりました。

PCオーディオ、ネットワークオーディオの楽曲管理でも、人それぞれのアルバムの分類方法に対応できなければ、大きく普及しないんじゃないかと思っています。

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