今更ではありますが、Raspberry Pi に Volumio をインストールしてみました。
僕が使っているUSB-DAC、TEAC UD-501のバージョンアップ品では、DSD 11.2HZまで受けられるようになっているのですが、Raspbian や Ubuntu 16 ではちゃんと再生できません。
が、Volumio では、ちゃんと再生されます。
このへんは、さすがにオーディオ専用を謳っているだけのことはあります。
が、個人的には気になるところが一つ。
mpd の再生中のプレイリスト(current playlist)の制御についてです。
Volumioでは、再生する楽曲のリストが mpd 側ではなくWeb GUIのほうでもっているようです。
下の画像は、mpd のクライアント、Cantata を Volumio に接続した状態で、楽曲を再生さた状態での画面ダンプです。
一枚目は、Volumio のWeb GUI でアルバム(ディレクトリ)を選択して再生させ場合です。
Volumio の GUIには5曲がリストされて1曲目が再生されていることになっています。
ですが、Cantata のほうでは、current playlist には再生中の一曲のみがリストされています。
二枚目は、上記の状態から、Cantata でアルバム(ディレクトリ)を選択して再生させた場合です。
current playlist はクリアしています。
しかしながら、Volumio のほうは、一枚目のままの状態です。
ただし、再生中の曲の長さと再生位置は合っています。
Volumio を使用する場合は、Web GUI と他の mpd クライアントは併用しないほうが良いようです。