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mpdでの.AppleDoubleの扱い

Macユーザーにしか縁のない話です。
Linuxを、Macのファイルサーバーにするためのソフト、netatalkを使った場合の話です。
共有ディレクトリには、Mac OS Xでのファイルのメタデータを保存するために、各種の隠しディレクトリが作られます。
その一つが、.AppleDoubleです。

で、mpdとの間で問題になるのは、mpdのデータベースにも.AppleDoubleが現れる場合があるということです。

どういう場合に現れるのかがわからなかったんですが、mpcbridgeの開発過程で一つわかったことがあります。

Linuxのコンソール上から、
mpc update
でmpdのデータベースをアップデートした場合には、.AppleDoubleは現れません。

一方で、mpdのクライアントソフトから、mpdのデータベースをアップデートすると現れます。
mpdクライアントが呼び出すAPIは、
http://www.musicpd.org/doc/protocol/ch03s06.html
updateだと思います。
それでは、mpc updateは、どのAPIを呼び出しているんだろう?
追加のパラメーターとかあるのでしょうか??

なんにしても、Macユーザーは、mpdクライアントからmpdのデータベースをアップデートしないほうが、精神衛生上ヨロシイのではないかと思います(笑)
ちなみに、.AppleDoubleは、netatalk 3.xでは廃止されているそうなので、もうしばらくの辛抱かもしれません。

現在、mpcbridgeにも、mpdデータベースのアップデート機能を実装しているところですが、Net_MPDからmpdのAPIを呼び出さずに、mpcを直接実行させるオプションもつけるようにします。