NASに保存した音楽ファイルをmpdで再生したときのネットワークのトラフィックを測定してみました。
測定ははmuninを使用しました。
VortexBoxにmunin-nodeを、NAS側にmuninをインストールしています。
NASと書いていますが、Ubuntu 12.04を使ったファイルサーバーです。
VortexBoxぼバージョンは2.2、nfsでNASのボリュームをマウントしています。
再生したファイルのフォーマットは、192KHz/24bit FLAC、96KHz/24bit FLAC、44.1KHz/16bit FLAC、DXD、DSDです。
以下、eth0のトラフィックです。
時間軸が長いので、ちょっと詰まったグラフになっていますが、muninの主たる用途からするとしかたないですね。
インタフェースを介して、データが入ってくるので、数値はマイナスになっています。
左から順に、オレンジのラインの部分が192KHz/24bit FLAC、ブルーの部分が96KHz/24bit FLAC、紫の部分が44.1KHz/16bit FLAC、赤の部分がDXD、緑の部分がDSDです。
DSDは二段階になっていますが、5.6MHzと2.8MHzです。
これらを見ると、mpdが表示するビットレートとほぼ同じ転送レートになっているようです。
ファイル形式がWAVだと、非圧縮の分、ネットワークのトラフィックはもう少し増えると思います。
DXDは18Mbps、5.6MHzのDSDは12Mbpsありますが、これらの再生をWiFi経由で行うと、電波状況が悪いと厳しいかもしれませんね。
こうやってみると、44.1KHz/16bit再生時のネットワークトラフィックは、微々たるもんですね。。
VortexBoxは、AMDのE-450を使用していますが、そのCPU負荷のグラフもついでに。。
DXD、DSD再生時は、そこそこ負荷がありますが、44.1〜192KHzのFLACを再生しているときの負荷は20%以下となっています。
ちなみに、縦軸が200%まであるのは、E450がデュアルコアだからです。