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mpd.confのmixer_type

mpd.confのmanを見ると、mixer_typeが取りうる値は三つあります。

mixer_type
Specifies which mixer should be used for this audio output: the
hardware mixer (available for ALSA, OSS and PulseAudio), the
software mixer or no mixer (“none”). By default, the hardware
mixer is used for devices which support it, and none for the
others.

bit perfect出力のためには、noneもしくはhardwareとすれば良いのですが、両者では若干異なった動きをすることに気付きました。
mpcbridgeでは、mpdの音量をコントロールすることができます。その辺の詳細は、mpcbridgeのサイトのサウンドデバイスの認識とmpdの設定の項に書いていますが、要はmpdのステータスの戻り値を見て、volumeが-1であれば、mpcbridgeの音量コントロールを非表示にしています。
mixer_typeをnoneとした場合にはvolumeは-1となるのですが、mixer_typeをhardwareとした場合はvolumeは0となります。
そのため、mpcbridge側は、mpdの音量がコントロール可能と判断して、音量コントロールを表示します。しかし、音量を変更しても、volumeはずっと0のままという状態が続きます。

というわけで、mpd.confにてmixer_typeをhardwareとした場合は、mpdbridgeの音量コントロールが表示されてしまいますので、ご注意ください。
ただし、全てのサウンドデバイスにおいて、mixer_typeをhardwareとした場合に、volumeの値が0で戻ってくるかは不明です。
サウンドデバイスのハードウェアやドライバーによっては、-1が戻ってくるものもあるかもしれません。

ところで、bit perfect出力のためには、mixer_typeにdisableを指定すると書いているWebサイトもけっこうありますが、これは、mpdの旧バージョンにあった設定値なんですかね?

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