たいそうなタイトルですが、要は復習してみました(笑)
Mac OS X上の「Parallels Desktop」で仮想マシンを作成して、VortexBoxをインストールしました。
インストールCDイメージからの起動画面です。

HDDの容量が十分ある場合は、一番上の「Install VortexBox」を、
今回のような仮想マシンの場合やSSDにインストールする場合は、二番目の「on VMware or <30GB hard disk」を
選択しろと、VortexBoxのドキュメントには書かれています。
HDDを複数台搭載している場合は、3番目以降のRAID0を構築してのインストールを選択するようにとなっています。
が、個人的には、RAID0は怖くて選択しきりません(笑)
一番目と二番目の大きな違いは、1台のHDDを1パーティションとして使用するか2パーティションとして使用するかでしょうか。
VortexBoxでは、リッピングした楽曲データを/storageに保存します。
前者では、/storageを別パーティションにします。別パーティションにする場合、/(ルートパーティション)に20GBほど割り当てて、残りを/storageパーティションに割り当てるようです。
以下のようなメッセージを出しつつ、インストーラーが起動します。

次は、タイムゾーンの設定です。
住んでいる地域のタイムゾーンを選択するだけです。
System clock uses UTCはチェックしません。僕のMacの時計は、日本時間に設定しているからです。

次は、rootユーザーのパスワード設定です。
外部に公開するサーバーではないので、適当で良いですね。多分…

パスワードの設定を終えたら、ファイルのコピーが始まります。

コピーが終了すると、システムが再起動して、インストール作業は終了です。
設定したパスワードでログインします。

これだけです。
と、簡単に終わるように書きましたが、ハードウェアによっては、インストールが途中で止まることがあるようです。
その場合は、一つ前のバージョンVortexBox 2.1をインストールしてみるのも良いかもしれません。
インストール後、2.2へアップデートすることは可能です。
無事インストールが完了して、システムが起動したら、各種ツールを更新して最新バージョンにします。
rootユーザーでログインし、
yum update
と入力して、アップデートを行います。

アップデート対象のファイルがリストされ、実行するかの確認メッセージが出てくるので、「Y」を押して続行します。
このアップデートは、インターネット経由で行うので、当然ながらインターネットに接続されている必要があります。
VortexBoxのWeb画面から、サウンドデバイスがちゃんと検出されているかを確認してみます。
http://仮想マシンのIPアドレス/にアクセスして、左下の「Configure VortexBox Player」をクリックします。

仮想マシンにはサウンドデバイスも設定されています。
この仮想マシンに、ステレオ誌付録のLUXのUSB-DACを接続してみます。
上記画面を更新すると、LUXのUSB-DACが追加されて、以下のようになります。

ちなみに、ASUS E45M1ではこのような画面になります。

E45M1のサウンド出力は、HDMIとオンボードのALC892があるので、二つのデバイスが表示されます。
これに、DigiFi付録のUSB-DACを繋ぐと、以下のようになります。

これらのサウンド出力デバイスは、コンソールから、
aplay -l
を実行することで確認できます。
この時点で、とりあえず音が出るかを確認する方法は、Logitech Media Serverを開いてインターネットラジオで確認するのが良いでしょう。
VortexBoxのWeb画面から、「SqueezeBox Server」をクリックすると、別ウインドウでLogitech Media Server画面が開きます。
ここで、Internet Radioから適当に選局して再生を行います。
再生が開始されると、以下のようにウインドウ右側に再生状況が表示されます。
