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mpcbridgeを使用する場合のシステム構成例

mpdも含めてのシステム構成例をいくつか…

(その1)
VortexBOXなど、オールインワンのシステムの場合です。

一台のPCに、mpdとmpcbridge(及びそれに必要なツール群)をインストールします。
DebianやUbuntu、Fedoraなどのディストリビューションだと、apacheやMySQLのインストール、設定は比較的楽だと思います。
ただし、音楽再生のPCで、apacheやMySQLがバックグラウンドで動くのは我慢ならんという方には不向きですね。
(VortexBOXの場合、インストール直後の状態でも、MySQL以外は動いていますが)

(その2)
NASとmpdを分離している場合です。

Voyage MPD Starter Kitを使っている場合、あるいはファンレスPCにUbuntuなどのLunuxとmpdだけをインストールして、音楽ファイルはNASを参照しているような場合の構成です。
mpcbridgeは、NAS側にインストールします。NASとして市販されているシステムの場合、PHPやMySQLを動かせない機種のほうが多いと思いますので、サーバーPCにLinuxをインストールするほうが楽だと思います。
PCサーバーも、安いものだと、NTTXstoreなどで1万円前後で購入できますし、使用していない古いPCでも問題ありません。
この場合は、mpcbridgeの設定ファイルで、mpdが動いているPCのIPアドレスを設定する必要があります。
複数のオーディオシステムをお持ちの場合は、こちらの構成がオススメです。