前の記事でも書きましたが、mpd(Music Player Daemon)のデータベースがアップデートできないという問題が発生しました。
色々考えた挙げ句、Ubuntu 10.10に戻すことにしました。
しばらくは、Ubuntu 10.10を使うことにします。
ちなみに、mpdのバージョンは0.15.10、ALSAのバージョンは1.0.23です。
前の記事でも書きましたが、mpd(Music Player Daemon)のデータベースがアップデートできないという問題が発生しました。
色々考えた挙げ句、Ubuntu 10.10に戻すことにしました。
しばらくは、Ubuntu 10.10を使うことにします。
ちなみに、mpdのバージョンは0.15.10、ALSAのバージョンは1.0.23です。
mpd 0.16.5(Ubuntu 11.10)にて、問題が発生しました。
データベースのアップデートが途中で止まってしまう問題です。
ネットで調べてみたら、コチラに書かれていることと同じ現象でした。
バグの状況を見ると、再現せずということで、そのままになっています。
Ubuntu 11.10のままmpdをソースからビルドするか、あるいはUbuntu 10.10 LTSに戻すか。
さてさて、どうしたものか…
以前の記事にも書きましたが、mpd(Music Player Daemon)のバージョン0.16.xでは
–create-db
オプションがなくなっています。
このため、楽曲を追加する場合などは、mpdクライアントから更新させないといけません。
なんとか自動できないものかと考えていたのですが、mpdのクライアントで、Linuxのコンソールで動かすことができる
mpcというツールがあります。
これをcronで動かすことで、定期的にmpdのデータベースを更新することができるかもしれません。
ちょっと調べてることにします。
先日の記事で、
Aritis、Albumでのアーティスト毎、アルバム毎の曲のリストが正常になった
と書きましたが…
実際には直っていないようでした。
ひょっとすると、データ量が大きいとこのような現象が起きるのかもしれません。
僕の環境では、この記事を書いている時点で、mpdのデータベースに登録されているアルバム数は1900以上、アーティスト数は1600を超えています。
mpdのコントロールソフトであるMPodがアップデートして、バージョン1.6.3になっています。
ちょっと触っただけですが、気付いた点は以下の通りです。
Aritis、Albumでのアーティスト毎、アルバム毎の曲のリストが正常になった
これまでのバージョンは、これが無茶苦茶で実質使い物にならなかったので、これはとても大きな改善箇所です。
また、アルバム毎の曲数と演奏時間も表示されるようになっています。
Moreからディレクトリ階層に入っていった時に、曲名の横にジャケット写真が表示されるようになった
再生開始前と終了後に、特定のURLにアクセスする機能が追加された
HELPを読むと、特定の機能を想定しているわけではなく、ユーザーサイドでhttp経由での処理を実装して、さらに便利に使ってくださいね〜って感じでした。
なによりも、一点目のバグフィックスがとても大きい改善点です。
トランジスタ技術の2月号の特集記事が「製作研究! 最新USBオーディオ」と称して、USB-DACとデジタルアンプの制作記事になっています。
この中で、データの転送方法の解説記事もあり、なかなか参考になります。
最近になって、ようやく気付いたのですが…
mpd(Music Player Daemon)バージョン0.16.xには、起動時の
–create-db
オプションがなくなっているんですね。
NASとして使っているUbuntu 10.10 LTSに入っているmpdのバージョンは0.15.10です。
このNASを起動させる時に、mpdのデータベースも作り直すように、起動スクリプトを変更しています。
Ubuntu 11.10をインストールしているオーディオ専用PCにも、同じ設定を行おうとしたところ、上記オプションがないことに気付きました。
Ubuntu 11.10に入っているmpdのバージョンは0.16.5です。
mpd -h
と実行すると、以下のように表示され、–create-dbがなくなっています。
Usage:
mpd [OPTION…] [path/to/mpd.conf]Music Player Daemon – a daemon for playing music.
Help Options:
-h, –help Show help optionsApplication Options:
–kill kill the currently running mpd session
–no-config don’t read from config
–no-daemon don’t detach from console
–stdout
–stderr print messages to stderr
-v, –verbose verbose logging
-V, –version print version number
ということで、mpdのデータベースを作り直すには、その都度、クライアントから実行しないといけないようです。
qobuzというWebサイトがあります。
HD tracksなどと同じく、音楽データの販売を行っています。
残念なことに、フランス語以外の言語でのサービスがありません。
とはいうものの、このサイト限定の音源もあるようです。
ということで、Google大先生の翻訳サービスを使いつつ、モノは試しと購入してみました。
購入したのは、ジャン・ミッシェル・ジャールのOXYGENEです。
ちょっと前にリマスターされたCDが発売されましたが、このサイトでは96kHz/24bitの音源が販売されています。
ユーザー登録は、http://www.qobuz.com/mon-compteの左側の部分で行います。
ユーザー登録すると、確認のメールが送られてくるので、そのメール中のURLをクリックして完了です。
決済は、PayPalが使えたので、それで払いました。
他の音楽配信サイトと同じく、専用のダウンロードアプリを使用して、購入した楽曲データをダウンロードします。
もう10年以上前に作ったスピーカーがあります。ウーファーは、FOSTEXのFW108を使っていますが、ウレタンエッジがボロボロになってしまいました。
メーカーに修理して貰うと思ったら、既にサポート対象外になっていました。
後継機のFW108Nに買い換えようかと思ったのですが、FW108Nのインピーダンスは8Ω。FW108のインピーダンスは4Ωです。これだと、ネットワークも変えないといけません。FW108はコイルでハイカットしてるだけだったと思いますが、それでもコイルのインダクタンスの値が倍違ってきます。スピーカーボックスの背板に、接着剤でガチガチに固定しているので、交換はおそらく無理です。
ネットで調べてみたら、ファンテックというところが、補修用のエッジを販売していました。
エッジ補修を、ダメ元で試してみることにしました。
ファンテックのサイトから注文して、代金を振り込んだら、三日ほどで到着しました。
なかなか丁寧な説明書が付いてきます。
それを見ながら、エッジの補修となりました。
まずは、ボロボロになったエッジを取り除きます。
接着剤も劣化してて、古くなったセロハンテープの糊のように、ネバネバするだけの状態になっていました。
この接着剤を取り除くのが結構大変です。小さいユニットなので、フレームとコーン紙の隙間が狭く、コーン紙の裏に付いている接着剤を取り除くのが結構面倒でしした。
次は新しいエッジの取り付けです。
接着剤も一緒に買ったのですが、臭いからして、酢酸エマルジョン系接着剤(要は木工用ボンド)のようです。
エッジを、コーン紙の背面に入れるのに手こずりましたが、なんとかなりました。
FW108は10cmなので、位置合わせも比較的楽にできました。
これが30cmとかだと、センター合わせもかなり大変なんじゃないかと思います。
これは、エッジをつけた直後の状態です。
一晩あけて、接着剤を乾かして、翌朝、エンクロージャーに取り付けました。
音を出した感じでは、低音の力強さが増しました。
おそらく、エッジ部分から大量に空気が漏れていたからじゃないかと思います。
last.fmという音楽専用のサービスがあります。
アカウントを作成すると、自分が聴いた音楽のログ(last.fmではScrobbleと呼称しています)が取れます。
そのログの傾向から、似たような音楽を提案してくれます。また、有料サービスとしてストリーミングラジオがあるそうです。
僕は、自分の音楽の性癖(笑)を見るために使ってます。
mpdで再生した音楽もlast.fmでログを取ることができます。
そのためには、Music-Audioscrobbler-MPDをインストールするだけです。
Music-Audioscrobbler-MPDは、CPANから入手できます。
CPANのモジュールのインストール手順は、他のサイトを参照してください。
僕の環境では、以下のモジュールも必要でした。
Music-Audioscrobbler-Submit
Config-Options
Proc-Daemon
設定ファイルは、ソースコード内にひな形があります。
examples/musicmpdscrobble_example.conf
を/etc/内にmusicmpdscrobble.confとしてコピーします。
このファイルの中の
lastfm_username => “riemann42”,
lastfm_password => “secret”,
の部分を、自分のアカウントのそれに変更します。
また、楽曲データの保存先に関する部分も変更します。
music_directory => “/mnt/music”
スーパーユーザーで、以下を実行します。
sudo /usr/local/bin/musicmpdscrobble
/var/log/musicmpdscrobble.log
を見て、うまく動いているようであれば、mpdで楽曲を再生してログの状態を確認します。
また、last.fmの自分のページで、Scrobbleの状況も確認します。
再生した楽曲の情報を正常に送ることができているようであれば、/etc/init.d内に起動スクリプトを設置します。
起動スクリプトのサンプルがあるので、それをコピーして使用します。
/etc/init.d/skeleton
僕は、
/etc/init.d/musicmpdscrobble
として設置しました。
skeltonをコピーしたのであれば、以下の部分を変えるだけで大丈夫だと思います。
DESC=”musicmpdscrobble..”
NAME=musicmpdscrobble
DAEMON1=/usr/local/bin/musicmpdscrobble
PIDFILE1=/var/run/musicmpdscrobble.pid
これで、次回のサーバー起動時から、musicmpdscrobbleが起動するようになるはずです。