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LXU-OT2のノイズ対策など

某巨大掲示板でも話題になっていましたが、LXU-OT2のアナログ出力に結構高い周波数で発振音のようなノイズがのります。
結構気になります。
これまた、某巨大掲示板への書き込みによると、発信器回りをシールドすると効果があるとのことです。
ということで、天神のカホパーツセンターで、銅箔テープを買ってきました。

そして、写真のように、基板の底に貼ってみました。
ゼロにはなりませんが、結構効果があって、発信音状のノイズはかなり減りました。

カホに行ったついでに、オペアンプICも買いました。
試しに、2個ほど買ってみましたが、音は結構変わりますね。どれが良いとかどれが悪いとか、それ以前に、結構音が変わります。
数百円の出費で、これほど変わるとは、なかなか楽しいです。妙ちくりんなケーブルを買うよりも、ずっと健全な「遊び」ですね(笑)

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VortexBoxとONKYO SE-90PCI

某所にお貸ししていたVortexBox機が戻ってきました。
ちょっとした不具合があったためなのですが…。

その時に貸出先の方から、ONKYO SE-90PCIのS/PDIF出力が44.1KHz固定になっているようだとの指摘を受けました。

実際に試してみると、音源のサンプリングレートにかかわらず、44.1KHzで出力されます。
alsamixerの画面を眺めつつ、あれこれ試してみた結果、Multi Track Rate LockingとMulti Track Rate Resetをオフにしないとダメなことがわかりました。
このパラメーターが何のためのものかは、ようわかりません(笑)

Multi Track Internal Clockというパラメーターがあって、ここでサンプリング周波数を指定するようになっています。
Multi Track Rate Lockingがオンの状態だと、再生する楽曲のサンプリング周波数にかかわらず、Multi Track Internal Clockで指定したサンプリング周波数で出力されます。
が、Multi Track Rate Lockingをオフにすると、楽曲のサンプリング周波数で出力されるようになります。
おそらく、Multi Track Rate Lockingをオフにするということは、Multi Track Internal Clockの設定をスルーするということなのでしょう。

とりあえず、上記設定をして、先日のLINNからのクリスマスプレゼントを再生させてみたところ、それぞれ、音源のサンプリングレートのままに出力されることを確認できました。

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超安普請なLXU-OT2のケース

ステレオ誌1月号付録のUSB-DAC、LXU-OT2のケースを作りました。
「作った!」と、声を大にして言えるほどのものではありませんが(笑)

金鋸など金属加工のための工具はほとんど持っていないので、金属製ケースは不可です。
ということで、食材保存用の樹脂ケースを買ってきて、カッターナイフで加工しました。
僕が買ったのは、ダイソーにあった3個105円のものです。

出来上がりは、ご覧の通りです。
見てくれはかなり貧相ですが、基板むき出しという、ちょっと危険な状態ではなくなりました。
基板は、蓋のほうにネジ止めしています。


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VortexBox 2.2をASUS E45M1-Iへインストールする〜WiFi設定〜

E45M1-Iには、WiFi用アンテナの端子とアンテナが付属しています。
せっかくだから使ってみようということで、設定してみました。

手順は、以前にも書いたとおり、X-Windowをインストールして行います。

http://info.vortexbox.org/tiki-index.php?page=Wifi
http://info.vortexbox.org/tiki%E2%80%A6..p?page=GUI

上記にあるとおり、rootでログインして、
yum groupinstall “X Window System”
yum install @gnome-desktop
を実行します。
その後、
startx
でX-Windowを起動して、デスクトップ右上のネットワークアイコンから、WiFiの設定をします。

設定を終えたら、X-Windowsを終了します。
右上のrootをクリックしてログアウトすれば、X-Windowも終了すると思いますが…
これだけです。

同じネットワークセグメントに、LANとWiFiの両方で繋がっているのはよろしくないので、WiFiで接続する場合は、LANケーブルを引っこ抜いておくことをおすすめします。

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VortexBOX 2.2のmpd

先ほど、アップデートを実行してみたら、mpdのバージョン0.17.2になっていました。
記憶は定かではないですが、当初は0.17.1だったような…

mpd -Vの実行結果は、以下の通りです。

mpd (MPD: Music Player Daemon) 0.17.2

Copyright (C) 2003-2007 Warren Dukes
Copyright (C) 2008-2012 Max Kellermann
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

Decoders plugins:
[mad] mp3 mp2
[mpg123] mp3
[vorbis] ogg oga
[oggflac] ogg oga
[flac] flac
[sndfile] wav aiff aif au snd paf iff svx sf voc w64 pvf xi htk caf sd2
[dsdiff] dff
[dsf] dsf
[faad] aac
[mp4ff] m4a m4b mp4
[wavpack] wv
[mikmod] amf dsm far gdm imf it med mod mtm s3m stm stx ult uni xm
[ffmpeg] 16sv 3g2 3gp 4xm 8svx aa3 aac ac3 afc aif aifc aiff al alaw amr anim apc ape asf atrac au aud avi avm2 avs bap bfi c93 cak cin cmv cpk daud dct divx dts dv dvd dxa eac3 film flac flc fli fll flx flv g726 gsm gxf iss m1v m2v m2t m2ts m4a m4b m4v mad mj2 mjpeg mjpg mka mkv mlp mm mmf mov mp+ mp1 mp2 mp3 mp4 mpc mpeg mpg mpga mpp mpu mve mvi mxf nc nsv nut nuv oga ogm ogv ogx oma ogg omg psp pva qcp qt r3d ra ram rl2 rm rmvb roq rpl rvc shn smk snd sol son spx str swf tgi tgq tgv thp ts tsp tta xa xvid uv uv2 vb vid vob voc vp6 vmd wav webm wma wmv wsaud wsvga wv wve
[pcm]

Output plugins:
shout null fifo pipe alsa ao oss pulse jack httpd recorder

Encoder plugins:
null vorbis lame twolame wave flac

Archive plugins:
[bz2] bz2
[iso] iso

Input plugins:
file archive curl soup ffmpeg mms cdio_paranoia

Playlist plugins:
extm3u m3u xspf pls asx rss lastfm cue cue

Protocols:
file:// http:// mms:// mmsh:// mmst:// mmsu:// gopher:// rtp:// rtsp:// rtmp:// rtmpt:// rtmps:// cdda://

ちなみに、Ubuntu 12.04のmpdの場合は、以下の通りです。

mpd (MPD: Music Player Daemon) 0.16.5

Copyright (C) 2003-2007 Warren Dukes
Copyright (C) 2008-2010 Max Kellermann
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

Supported decoders:

[mad] mp3 mp2
[vorbis] ogg oga
[oggflac] ogg oga
[flac] flac
[audiofile] wav au aiff aif
[faad] aac
[mpcdec] mpc
[wavpack] wv
[mikmod] amf dsm far gdm imf it med mod mtm s3m stm stx ult uni xm
[ffmpeg] 16sv 3g2 3gp 4xm 8svx aa3 aac ac3 afc aif aifc aiff al alaw amr anim apc ape asf atrac au aud avi avm2 avs bap bfi c93 cak cin cmv cpk daud dct divx dts dv dvd dxa eac3 film flac flc fli fll flx flv g726 gsm gxf iss m1v m2v m2t m2ts m4a m4b m4v mad mj2 mjpeg mjpg mka mkv mlp mm mmf mov mp+ mp1 mp2 mp3 mp4 mpc mpeg mpg mpga mpp mpu mve mvi mxf nc nsv nut nuv oga ogm ogv ogx oma ogg omg psp pva qcp qt r3d ra ram rl2 rm rmvb roq rpl rvc shn smk snd sol son spx str swf tgi tgq tgv thp ts tsp tta xa xvid uv uv2 vb vid vob voc vp6 vmd wav wma wmv wsaud wsvga wv wve

Supported outputs:

shout null fifo pipe alsa ao oss pulse jack httpd recorder

Supported encoders:

null vorbis lame wave flac

Supported protocols:

file:// http:// mms:// mmsh:// mmst:// mmsu:// gopher:// rtp:// rtsp:// rtmp:// rtmpt:// rtmps://

対応するファイル形式はそれほど差がないですが、プラグインの部分にかなりの違いがあります。

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ステレオ誌付録のUSB-DAC(LXU-OT2)〜その2〜

LXU-OT2をUbuntuに繋いでみました。
内容は前回のVortexBOXと同じ。
ま当然といえば当然ですね。。。。

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TEAC UD-501をmpdで…〜その2〜

先日、TEAC UD-501をmpdに繋いだのですが、バージョンが0.16.xでDSD未対応のバージョンでした。
またまた試す機会があったので、今回は、VortexBOX 2.2です。

aplay -lの結果も、
/proc/asound/UD501/stream0の中身も、
Ubuntuの時と特に違いはありません。
DoPで送っているのであれば、ALSAのレベルでは特に差はないということでしょうか?

試しに、KORGのAudioGateでDSDに変換したファイルを再生させてみました。
予想通り、すんなりと再生しました。
もちろん、mpd.confのdsd_usbはyesにしています。

その時、mpcbridgeで使用しているNet_MPDが返すパラメーターを調べてみると、、
http://www.musicpd.org/doc/protocol/ch03.html#idp125872
にあるstatusの戻り値には、音声信号のフォーマットに関するものがあります。
「bitrate」と「audio」がそれです。
PCM音源の時は、前者はその時点でのビットレート、後者は「サンプリングレート:量子化ビット数:チャンネル数」となっています。
通常のCDをリッピングした音源を再生している時は、「44100:16:2」となっています。
が、DSD再生時、前者のbitrateは0になっていました。そして後者のaudioは、「352800:dsd:2」となっていました。
詳しいことはわかりませんが、352.8KHzのPCMのふりをしてDSDを送っているということなのでしょうかね?

ということで、この結果を基に、mpcbridgeにも手を加えて、DSD再生時の表示がおかしくならないようにしたいと思います。

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mpcbridgeを使用する場合のシステム構成例

mpdも含めてのシステム構成例をいくつか…

(その1)
VortexBOXなど、オールインワンのシステムの場合です。

一台のPCに、mpdとmpcbridge(及びそれに必要なツール群)をインストールします。
DebianやUbuntu、Fedoraなどのディストリビューションだと、apacheやMySQLのインストール、設定は比較的楽だと思います。
ただし、音楽再生のPCで、apacheやMySQLがバックグラウンドで動くのは我慢ならんという方には不向きですね。
(VortexBOXの場合、インストール直後の状態でも、MySQL以外は動いていますが)

(その2)
NASとmpdを分離している場合です。

Voyage MPD Starter Kitを使っている場合、あるいはファンレスPCにUbuntuなどのLunuxとmpdだけをインストールして、音楽ファイルはNASを参照しているような場合の構成です。
mpcbridgeは、NAS側にインストールします。NASとして市販されているシステムの場合、PHPやMySQLを動かせない機種のほうが多いと思いますので、サーバーPCにLinuxをインストールするほうが楽だと思います。
PCサーバーも、安いものだと、NTTXstoreなどで1万円前後で購入できますし、使用していない古いPCでも問題ありません。
この場合は、mpcbridgeの設定ファイルで、mpdが動いているPCのIPアドレスを設定する必要があります。
複数のオーディオシステムをお持ちの場合は、こちらの構成がオススメです。

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mpdのWebクライアント mpcbridge ver. 0.7リリース

mpcbridge ver 0.7をリリースしました。

http://www.fourthgate.jp/mpcbridge/mpcbridge_0.7.zip

【概要】
mpd(Music Player Daemon)のリモコンとして動作するWebアプリで、各種PC/タブレット端末のWebブラウザーでアクセスして操作します。
最大の特徴は、アーティスト名の日本語対応です。アーティスト名が五十音順にソートされ、読みがなで検索することができます(完全対応ではありません)。
mpcbridgeをインストールするホストでは、mpdが動いているホストである必要はありません。
ただし、Webサーバーが動いている必要があります。

 

 
【動作環境】
1) Webアプリ側
・ApacheなどのWebサーバー
mod_rewriteが必要です。
・PHP 5.2.8以上(CakePHP2.2を使用しているためです)
DOM/libxmlも必要です。
・MySQLなどのデータベース

その他にjQueryとjQuery Mobileも使用しています。

VortexBOX2.2の場合、PHPの追加のモジュールと、MySQLのインストールが必要になります。

2) クライアント側
Safari、Chrome等のレンダリングエンジンにAppleWebKitを使用したWebブラウザーに対応しています。
・Internet Explorer 9では正常に表示されますが、それ以前のバージョンのInternet Explorerでは表示が崩れます
・FirefoxやOperaでは、十分なチェックをしていません
・ユニコード絵文字を使用しているので、OSやWebブラウザーによっては、正しく表示されません。
(Mac OS X 10.7のSafari、iOS6のiPod touch、Nexus 7で表示されることを確認しています)
画面レイアウトは、タブレット端末(iPod touch、Nexus 7、Kindle Fire等)を想定しています。
個人的には、7インチサイズのタブレットがオススメです。

【ver 0.6から0.7への変更点】
以下の修正、変更を行っています。
1) 「プレイリスト」という表現がわかりにくいと感じたので、以下のように表記を変更しています。
再生中のプレイリスト(mpdのAPIでは、current playlist)は、「再生リスト」としました
保存しているプレイリスト(mpdのAPIでは、playlist)は、「お気に入りリスト」としました
2) リピート再生とランダム再生機能を追加しました
設定画面にリピートとランダム再生の設定状況を確認できるように、メニューを追加しました
再生リストの操作ボタンに、リピートとランダム再生のボタンを追加したので、30秒スキップのボタンを外しました
リピートとランダム再生のボタンの画像のデザインが今ひとつです(笑)
3) ジャンルからの楽曲再生指定時の画面遷移を、ディレクトリや検索から楽曲再生指定時のそれにあわせました
4) 楽曲検索時、再生リストに表示する楽曲情報を追加/変更しました
これにより、スマートフォンでは、ちょっと見にくくなったかもしれません
5) mpdのstatus取得のために、PEAR/Net_MPD/Common.phpに関数を追加しています

 

 
なお、VortexBOXへのインストール例を以下に書いていますので、参考にしてください。
http://aki.sunnyday.jp/blog/?p=628

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TEAC UD-501をmpdで…

TEAC UD-501を試す機会を得ました。
例によって、mpdで試してみました。

LinuxはUbuntu 12.04 LTSです。
mpdのバージョンは0.16.5、ALSAのバージョンは1.0.24です。

まずは、aplayで。。
aplay -l
を実行すると、以下のように表示されました。

カード 2: UD501 [TEAC UD-501], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
サブデバイス: 0/1
サブデバイス #0: subdevice #0

ディレクトリ/proc/asound/には、UD501というディレクトリができています。

/proc/asound/UD501/stream0の中身は以下のようになっています。

TEAC Corporation TEAC UD-501 at usb-0000:00:12.2-1, high speed : USB Audio

Playback:
Status: Running
Interface = 1
Altset = 1
URBs = 8 [ 8 8 8 8 8 8 8 8 ]
Packet Size = 1024
Momentary freq = 95985 Hz (0xb.ff88)
Feedback Format = 16.16
Interface 1
Altset 1
Format: S32_LE
Channels: 2
Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 176400, 192000, 352800, 384000
Data packet interval: 125 us
Interface 1
Altset 2
Format: S32_LE
Channels: 2
Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 176400, 192000, 352800, 384000
Data packet interval: 125 us

再生中に取得した情報なので、statusがruuningになっています。

44.1KHz/48KHz/88.2KHz/96KHz/176.4KHz/192KHz/352.8KHz/384KHzに対応していることがわかります。

DSDは試せていません。