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ステレオ誌付録のUSB-DAC(LXU-OT2)〜その2〜

LXU-OT2をUbuntuに繋いでみました。
内容は前回のVortexBOXと同じ。
ま当然といえば当然ですね。。。。

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TEAC UD-501をmpdで…〜その2〜

先日、TEAC UD-501をmpdに繋いだのですが、バージョンが0.16.xでDSD未対応のバージョンでした。
またまた試す機会があったので、今回は、VortexBOX 2.2です。

aplay -lの結果も、
/proc/asound/UD501/stream0の中身も、
Ubuntuの時と特に違いはありません。
DoPで送っているのであれば、ALSAのレベルでは特に差はないということでしょうか?

試しに、KORGのAudioGateでDSDに変換したファイルを再生させてみました。
予想通り、すんなりと再生しました。
もちろん、mpd.confのdsd_usbはyesにしています。

その時、mpcbridgeで使用しているNet_MPDが返すパラメーターを調べてみると、、
http://www.musicpd.org/doc/protocol/ch03.html#idp125872
にあるstatusの戻り値には、音声信号のフォーマットに関するものがあります。
「bitrate」と「audio」がそれです。
PCM音源の時は、前者はその時点でのビットレート、後者は「サンプリングレート:量子化ビット数:チャンネル数」となっています。
通常のCDをリッピングした音源を再生している時は、「44100:16:2」となっています。
が、DSD再生時、前者のbitrateは0になっていました。そして後者のaudioは、「352800:dsd:2」となっていました。
詳しいことはわかりませんが、352.8KHzのPCMのふりをしてDSDを送っているということなのでしょうかね?

ということで、この結果を基に、mpcbridgeにも手を加えて、DSD再生時の表示がおかしくならないようにしたいと思います。

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mpcbridgeを使用する場合のシステム構成例

mpdも含めてのシステム構成例をいくつか…

(その1)
VortexBOXなど、オールインワンのシステムの場合です。

一台のPCに、mpdとmpcbridge(及びそれに必要なツール群)をインストールします。
DebianやUbuntu、Fedoraなどのディストリビューションだと、apacheやMySQLのインストール、設定は比較的楽だと思います。
ただし、音楽再生のPCで、apacheやMySQLがバックグラウンドで動くのは我慢ならんという方には不向きですね。
(VortexBOXの場合、インストール直後の状態でも、MySQL以外は動いていますが)

(その2)
NASとmpdを分離している場合です。

Voyage MPD Starter Kitを使っている場合、あるいはファンレスPCにUbuntuなどのLunuxとmpdだけをインストールして、音楽ファイルはNASを参照しているような場合の構成です。
mpcbridgeは、NAS側にインストールします。NASとして市販されているシステムの場合、PHPやMySQLを動かせない機種のほうが多いと思いますので、サーバーPCにLinuxをインストールするほうが楽だと思います。
PCサーバーも、安いものだと、NTTXstoreなどで1万円前後で購入できますし、使用していない古いPCでも問題ありません。
この場合は、mpcbridgeの設定ファイルで、mpdが動いているPCのIPアドレスを設定する必要があります。
複数のオーディオシステムをお持ちの場合は、こちらの構成がオススメです。

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mpdのWebクライアント mpcbridge ver. 0.7リリース

mpcbridge ver 0.7をリリースしました。

http://www.fourthgate.jp/mpcbridge/mpcbridge_0.7.zip

【概要】
mpd(Music Player Daemon)のリモコンとして動作するWebアプリで、各種PC/タブレット端末のWebブラウザーでアクセスして操作します。
最大の特徴は、アーティスト名の日本語対応です。アーティスト名が五十音順にソートされ、読みがなで検索することができます(完全対応ではありません)。
mpcbridgeをインストールするホストでは、mpdが動いているホストである必要はありません。
ただし、Webサーバーが動いている必要があります。

 

 
【動作環境】
1) Webアプリ側
・ApacheなどのWebサーバー
mod_rewriteが必要です。
・PHP 5.2.8以上(CakePHP2.2を使用しているためです)
DOM/libxmlも必要です。
・MySQLなどのデータベース

その他にjQueryとjQuery Mobileも使用しています。

VortexBOX2.2の場合、PHPの追加のモジュールと、MySQLのインストールが必要になります。

2) クライアント側
Safari、Chrome等のレンダリングエンジンにAppleWebKitを使用したWebブラウザーに対応しています。
・Internet Explorer 9では正常に表示されますが、それ以前のバージョンのInternet Explorerでは表示が崩れます
・FirefoxやOperaでは、十分なチェックをしていません
・ユニコード絵文字を使用しているので、OSやWebブラウザーによっては、正しく表示されません。
(Mac OS X 10.7のSafari、iOS6のiPod touch、Nexus 7で表示されることを確認しています)
画面レイアウトは、タブレット端末(iPod touch、Nexus 7、Kindle Fire等)を想定しています。
個人的には、7インチサイズのタブレットがオススメです。

【ver 0.6から0.7への変更点】
以下の修正、変更を行っています。
1) 「プレイリスト」という表現がわかりにくいと感じたので、以下のように表記を変更しています。
再生中のプレイリスト(mpdのAPIでは、current playlist)は、「再生リスト」としました
保存しているプレイリスト(mpdのAPIでは、playlist)は、「お気に入りリスト」としました
2) リピート再生とランダム再生機能を追加しました
設定画面にリピートとランダム再生の設定状況を確認できるように、メニューを追加しました
再生リストの操作ボタンに、リピートとランダム再生のボタンを追加したので、30秒スキップのボタンを外しました
リピートとランダム再生のボタンの画像のデザインが今ひとつです(笑)
3) ジャンルからの楽曲再生指定時の画面遷移を、ディレクトリや検索から楽曲再生指定時のそれにあわせました
4) 楽曲検索時、再生リストに表示する楽曲情報を追加/変更しました
これにより、スマートフォンでは、ちょっと見にくくなったかもしれません
5) mpdのstatus取得のために、PEAR/Net_MPD/Common.phpに関数を追加しています

 

 
なお、VortexBOXへのインストール例を以下に書いていますので、参考にしてください。
http://aki.sunnyday.jp/blog/?p=628

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TEAC UD-501をmpdで…

TEAC UD-501を試す機会を得ました。
例によって、mpdで試してみました。

LinuxはUbuntu 12.04 LTSです。
mpdのバージョンは0.16.5、ALSAのバージョンは1.0.24です。

まずは、aplayで。。
aplay -l
を実行すると、以下のように表示されました。

カード 2: UD501 [TEAC UD-501], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
サブデバイス: 0/1
サブデバイス #0: subdevice #0

ディレクトリ/proc/asound/には、UD501というディレクトリができています。

/proc/asound/UD501/stream0の中身は以下のようになっています。

TEAC Corporation TEAC UD-501 at usb-0000:00:12.2-1, high speed : USB Audio

Playback:
Status: Running
Interface = 1
Altset = 1
URBs = 8 [ 8 8 8 8 8 8 8 8 ]
Packet Size = 1024
Momentary freq = 95985 Hz (0xb.ff88)
Feedback Format = 16.16
Interface 1
Altset 1
Format: S32_LE
Channels: 2
Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 176400, 192000, 352800, 384000
Data packet interval: 125 us
Interface 1
Altset 2
Format: S32_LE
Channels: 2
Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 176400, 192000, 352800, 384000
Data packet interval: 125 us

再生中に取得した情報なので、statusがruuningになっています。

44.1KHz/48KHz/88.2KHz/96KHz/176.4KHz/192KHz/352.8KHz/384KHzに対応していることがわかります。

DSDは試せていません。

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掲示板再開

掲示板をとりあえず再開してみます。

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mpdのWebクライアント mpcbridge ver. 0.6リリース

mpcbridge ver 0.6をリリースしました。

http://www.fourthgate.jp/mpcbridge/mpcbridge_0.6.zip

【概要】
mpd(Music Player Daemon)のリモコンとして動作するWebアプリで、各種PC/タブレット端末のWebブラウザーでアクセスして操作します。
最大の特徴は、アーティスト名の日本語対応です。アーティスト名が五十音順にソートされ、読みがなで検索することができます(完全対応ではありません)。
mpcbridgeをインストールするホストでは、mpdが動いているホストである必要はありません。
ただし、Webサーバー(apache+PHP)とデータベース(MySQL等)が動いている必要があります。

 

 
【動作環境】
1) Webアプリ側
・ApacheなどのWebサーバー
mod_rewriteが必要です。
・PHP 5.2.8以上(CakePHP2.2を使用しているためです)
DOM/libxmlも必要です。
・MySQLなどのデータベース

その他にjQueryとjQuery Mobileも使用しています。

VortexBOX2.2の場合、PHPの追加のモジュールと、MySQLのインストールが必要になります。

2) クライアント側
Safari、Chrome等のレンダリングエンジンにAppleWebKitを使用したWebブラウザーに対応しています。
(IE8では一部表示が崩れることがありました)
画面レイアウトは、タブレット端末(iPadやNexus 7、Kindle Fire等)を想定しています。
個人的には、7インチサイズのタブレットがオススメです。

【ver 0.5から0.6への変更点】
以下の修正、変更を行っています。
1) mpcbridgeが使用するデータベースのフィールド構成を一部変更しています
旧バージョンから使っている場合は、後述するデータベースの設定を再度行ってください
2) 濁点、半濁点で始まるアーティストが五十音順リストに表示されない問題を解消
3) PHPのmbstringの初期値をhtaccessに追加
mbstring.internal_encoding、mbstring.http_input、mbstring.http_outputをUTF-8に、mbstring.encoding_translationをオフに設定します
4) アーティスト名の読みがな追加処理を拡張
検索でヒットする範囲がより広がっています
5) プレイリスト編集機能追加
現在再生中のプレイリストを保存できるようになりました
また、設定済みプレイリストの中身を確認、削除することもできるようになりました
6) 日本人アーティスト名情報を追加しています

 

 
なお、VortexBOXへのインストール例を以下に書いていますので、参考にしてください。
http://aki.sunnyday.jp/blog/?p=628

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ステレオ誌付録のUSB-DAC(LXU-OT2)

音楽之友社の「ステレオ」誌に、USB-DAC(LXU-OT2)が付録で付いてきます。
付録が付くことで、価格が3倍近くになるのは如何なものかと思わないではないですが(笑)

小市民の僕は、付録につられて、まんまと買ってしまいました(笑)
VortexBoxに繋いでみたら、以下のようになりました。

まずは、aplayで。。
aplay -l
を実行すると、以下のように表示されました。

card 2: LXUOT2 [LUXMAN LXU-OT2], device 0: USB Audio [USB Audio]
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0

続いて、ディレクトリ/proc/asound/の中をみると、
LXUOT2
というディレクトリができています。

/proc/asound/LXUOT2/stream0の中身は以下のようになっています。

LUXMAN LXU-OT2 LUXMAN LXU-OT2 at usb-0000:00:13.0-1, full speed : USB Audio
Playback:
Status: Stop
Interface 1
Altset 1
Format: S16_LE
Channels: 2
Endpoint: 2 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 32000, 44100, 48000
Interface 1
Altset 2
Format: S16_LE
Channels: 1
Endpoint: 2 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 32000, 44100, 48000

サンプリングレートは、32KHz、44.1KHz、48KHzに対応していて、アダプティブ転送に対応ということのようです。

当たり前ですが、すんなりと音は出ました。

脚代わりに使える金属製のスペーサー、ネジ、樹脂シートのカバーがついていますし、PCオーディオを試してみたいという方には、結構オススメではないかと思います。

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HDtracksでワーナーミュージックのセール

HDtracksから、「ワーナーミュージックグループの全アルバムを20〜30%引きで売るよ!」というメールを貰いました。
が、日本からは買えません。
インターネットに国境はないですが、ビジネス的には国境はあるようです(涙)

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mpdのWebクライアント mpcbridge ver. 0.5リリース

mpcbridge ver 0.5をリリースしました。

http://www.fourthgate.jp/mpcbridge/mpcbridge_0.5.zip

mpd(Music Player Daemon)のリモコンとして動作するWebアプリで、各種PC/タブレット端末のWebブラウザーでアクセスして操作します。
最大の特徴は、アーティスト名の日本語対応です。完全ではありませんが、アーティスト名が五十音順にソートされ、読みがなで検索することができます。
mpcbridgeをインストールするホストでは、mpdが動いているホストである必要はありません。
ただし、Webサーバーが動いている必要があります。

 

 
【動作環境】
1) Webアプリ側
・ApacheなどのWebサーバー
mod_rewriteが必要です。
・PHP 5.2.8以上(CakePHP2.2を使用しているためです)
DOM/libxmlも必要です。
・MySQLなどのデータベース

VortexBOX2.2の場合、PHPの追加のモジュールと、MySQLのインストールが必要になります。

2) クライアント側
Safari、Chrome等のレンダリングエンジンにAppleWebKitを使用したWebブラウザー
(IEでは一部表示が崩れることがありました)
画面レイアウトは、タブレット端末(iPadやNexus 7等)を想定しています。

【ver 0.4から0.5への変更点】
以下の修正、変更を行っています。
1) 五十音検索
/isearch/initial/
から
/isearch/artist/
へGETで引き渡すアーティスト名をurlencodeしていなかったのを修正
2) 再生状況のページとプレイリストのページ遷移を変更
3) 再生状況のページに、ユニコード絵文字を使用
(iOS端末とAndroid端末以外は表示できないかもしれません)
4) フリーテキスト検索で、半角カタカナ、全角カタカナで検索したときにマッチしない不具合を修正
5) コンソールコマンドsetartistのcronmainのバグ修正、cronmainのヘルプを追加
6) ドキュメントの誤記修正