まずは、mpdをインストールします。
sudo apt-get install mpd alsa-utils
二つ目は、サウンド関係のライブラリalsaのツール類です。
必須ではないですが、動作を確認するためにはインストールしておいたほうが良いです。
インストールが完了したら、以下のコマンドを実行します。
sudo aplay -l
このコマンドで表示されるカードとデバイスの番号は、mpdの設定ファイルで必要になります。
認識されているサウンドデバイスがリストされます。
以下は、僕が使用しているマザーボード、GIGABYE GA-E350N-USB3の場合です。
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: Generic [HD-Audio Generic], デバイス 3: ATI HDMI [ATI HDMI]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 1: SB [HDA ATI SB], デバイス 0: ALC892 Analog [ALC892 Analog]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 1: SB [HDA ATI SB], デバイス 1: ALC892 Digital [ALC892 Digital]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
また、サウンドカードを搭載していない、ファイルサーバーとして使用しているPCにONKYOのND-S1を接続した場合は、以下のように表示されました。
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: default [USB Audio DAC ], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
サブデバイス: 0/1
サブデバイス #0: subdevice #0
また、手許にある古いコンパックブランドのPCでは、以下のように表示されました。
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: I82801BAICH2 [Intel 82801BA-ICH2], デバイス 0: Intel ICH [Intel 82801BA-ICH2]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
USBのサウンドデバイスについては、接続されていれば認識されますし、接続されていなければ認識されません。当たり前のことですが。
GIGABYE GA-E350N-USB3に、ND-S1を接続した場合の結果は以下の通りです。
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: Generic [HD-Audio Generic], デバイス 3: ATI HDMI [ATI HDMI]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 1: SB [HDA ATI SB], デバイス 0: ALC892 Analog [ALC892 Analog]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 1: SB [HDA ATI SB], デバイス 1: ALC892 Digital [ALC892 Digital]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 2: default [USB Audio DAC ], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
上記の確認方法の他にも、
/proc/asound/
にも検出されているサウンドデバイスがリストされます。
検出されたデバイスは、その順に従って、
/proc/asound/card0
/proc/asound/card1
とディレクトリができていくようです。