【ふうた(ん)ぬるい】

僕は、「ふうたぬるい」と言っていたけど、「ふうたんぬるい」と聞こえることもあります。

意味としては、“どんくさい”が結構近いです。
「ふうたぬるい奴」と言われる人は、だいたい、
●どんくさい
●ワンテンポ遅れている
●ボーッとしている
●人の話を聞いているようで聞いていない
●まるで見当違いのことをしようとする
ような人を表する時に使うことが多いような気がします。

「馬鹿にしているんだけど、なんとなく憎めない」というようなニュアンスが入っているような気がするのですが...

使用例

あいつ、頭は良いっちゃけど、ふうたぬるいけんねぇ〜

彼は、頭は良いんだけど、ふうたぬるいからなぁ〜(訳にならんなぁ〜〜)

1980年代生まれ 男性 平成27年生まれの息子もお気に入りの博多弁^^*私が日頃使うのでそれ聞いて「ふうたんぬるかぁ」と言ってます。これこそ伝承?!なのかな。子供にはスピードラーニングより親の日常会話の博多弁のほうが頭に入っているようです。
1960年代生まれ 男性 北九州でも使っていました。
1950年代生まれ 男性 最近は、あまり使う言葉ではなくなったような気がします。
1950年代生まれ 女性 ああ、ふうたぬるか、と短気で、せっかちな 父が、ノロノロしている、はっきりしない状態 の時、イライラして、この言葉をよく使っていました。私も、通じないけど夫や娘に使いたくなる時があります。父に似たのかなあ。
1940年代生まれ 男性 「まどろっこしい・生ぬるい」の意。言いえて妙!!!
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